アンニョンハセヨ!いずみです。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、韓流ファンのみなさんにとても残念なお知らせをしなければなりません。
YouTubeやInstagramで速報をお伝えしましたが、カカオ内部の規定変更により、4月1日から「お問い合わせフォーム」を使った外国人の本人確認が中断されています。
当ブログでこれまでご紹介してきた方法では、Daumペンカフェへの新規入会に必要な本人認証ができなくなってしまいました。
今わかっていることを、まずシェアしますね。
今わかっていること
- お問い合わせフォームに代わる外国人向けの本人認証方法は、現時点では存在しない
- アカウントの本人確認が必要なペンカフェには新規入会できない
- すでに本人認証が済んでいるアカウントは今まで通りペンカフェを利用できる
この記事では外国人がペンカフェに入会出来なくなった背景と、韓流ファンに今後どのような影響が予想されるのか解説します。
新しい情報が入り次第、InstagramとYouTubeでお知らせしますので、ぜひフォローしてお待ちください!
なぜ日本から韓国のペンカフェに新規入会できなくなったのか
動画でも解説しています。
日本から韓国のペンカフェに入会できなくなったのは、登録の流れの2つめ「カカオで本人認証する」のルールが突然変更されたからです。
2つめのステップをクリアする方法がなく、現在はその先のファンカフェ入会に進めない状況となっています。

フォロワーのS様よりご提供いただいたカカオからの回答は以下の通りです。
ご協力いただきありがとうございます。

今までのようにカカオのお問い合わせフォームから必要書類を送っても、外国人の本人認証はサポートしてもらえなくなりました。
Daum(ボゴム福祉部などのペンカフェがあるサイト)に問い合わせてもカカオと同じ回答しか得られませんでした。
すでにペンカフェに入会済みの方は今まで通りサイトを閲覧できますが、今後については予測できません。
この状況が改善し、本人認証が再び可能になる日が来ることを心から願うばかりです。
わたしは20年近く韓流を追いかけていますが、このような形で突然サービスが利用できなくなったのは初めてです。
日韓関係が冷え込んだ時期はあっても韓流エンタメに大きな影響はありませんでした。
地理的に近く、人口が約2倍の日本は韓国芸能界にとっておいしい市場で、政治と経済は切り離して考えられてきたはずです。
こんなところからも、今の韓国は普通ではないと感じます。
韓国で一体何が起きているのか

2024年12月3日にユン大統領が非常戒厳令を発令したことは日本でも大きく報道されました。
わたしは政治的なことについて詳しくありませんが、戒厳令が出てから韓流エンタメへの影響が気になって韓国のニュースを追うようになりました。
ここからはわたしが調べたことをシェアします。一韓流ファンの個人的な意見として、参考程度にお読みいただければ幸いです。
2006年から何度も渡韓するようになって、日本のニュースで報道される韓国と自分の目で見た韓国には隔たりがあると感じていました。
戒厳令発令の直後も「少数与党で力のないユン大統領が行き詰って暴走した、とんでもない行動」という論調で、大統領が危険な人物のような印象を受ける報道でした。
検事出身で法律のプロであるユン大統領が軽率な行動を取るとは考えにくく、戒厳令を出すに至った経緯が正しく伝えられていないのではないかと思いました。
韓国のメディアは左派の影響力が強いと言われており、事実がそのまま報道されるとは限らないからです。
現地の情報を調べるうちに、日韓のテレビが伝えるニュースを見ても本当のことはわからないと思いました。
ユン・ソンニョル大統領とイ・ジェミョン氏はどんな人物なのか
韓国のマスコミに対して強い力を持っているのはユン大統領と対立している野党で、そのトップに居るのが次期大統領の有力候補者イ・ジェミョン氏です。
イ・ジェミョン氏は韓ドラから抜け出してきたような人物で、自分の利益のためには手段を選ばないという声も聞かれます。
その影響力は司法にまで及び、韓国では民主主義の国とは思えないことが起きています。
公職選挙法違反の裁判で無罪判決を受けて6月3日の大統領選への出馬を表明したイ・ジェミョン氏。
賄賂や不正開発に関する複数の裁判を抱える身で前科もありながら、すべての国民に50万ウォンを支給する基本所得の導入で若者を中心に支持を集めています。
ユン・ソンニョル大統領は検事としての実力はあっても政治経験がなかったため、常に苦しい立場で期待された働きができませんでした。
正常な国家運営のために非常戒厳令を出しましたが、弾劾裁判で罷免され失職。内乱罪で起訴されています。
ある韓国人YouTuberは、今の韓国を「まずい水か毒の入った水、どちらかを飲まなければいけない究極の選択を迫られている状況」と表現していました。
ユン大統領にも不満はあるが、まずくても毒は入っていない。危険なイ・ジェミョン氏よりはマシだという理由で、ユン大統領の支持率が回復していたようです。
ユンアゲインの動きを見ると人気があるように見えますが、好きで支持している人ばかりでもないのですね。
この動きを不快に思ったイ・ジェミョン氏がカカオを名指しで非難しました。
韓国についてはこちらの動画がわかりやすいです。
なぜカカオの外国人への対応が変わったのか

日本ではLINEが公的なサービスにも使われていますが、韓国ではカカオトークが主流です。
カカオのIDがあればいろんなサービスを利用できるので韓国人の日常生活には欠かせません。
Daumペンカフェの入会にカカオトークのアカウントが必要だったのは共通IDだからです。
イ・ジェミョン氏はユン大統領の支持率が回復したことに対して「カカオトークが虚偽情報の拡散に使われている、フェイクニュースの巣窟を根絶やしにしなければならない」と非難しています。
自分に不利な情報をフェイクニュースと言い、虚偽情報の流布を取り締まるという名目でカカオトークの検閲を始めました。
YouTubeで韓国のリアルな情報を発信しているインフルエンサーたちも左派勢力にマークされていますが、YouTubeは管理権限がないので直接手を出すことが出来ません。
本人認証のルール変更について、カカオからは「内部規定の変更による中断」としか説明されていませんが、もともと左派と関係が深いと言われる企業です。
SNSを通じて海外の情報に触れている韓国の若い世代は、自国のルールが国際社会に通用しないことに気づき始めています。
圧力をかけても昔のように国民をコントロールできないことに危機感を持って外国人の利用を制限させたのではないかと推測しました。
韓流ファンは今後どうなるのか

イ・ジェミョン氏は「自分が大統領になったらK-POPの日本進出を規制して日本人は見られないようにする」と発言したそうですが、現在はその動画が削除されており確認できません。
ドル箱の日本で稼げなくなったら困るのは韓国ではないかと思いますが、イ・ジェミョン氏が経済に疎いというのは本当のようです。
韓国のエンタメ業界が反発してくれることを切に願っています。
もしイ・ジェミョン氏が当選したら対日政策が大きく転換すると言われており、韓流を取り巻く環境も厳しくなるでしょう。
こんな状況でも右派はひとつにまとまることが出来ず、イ・ジェミョン氏を有利にしています。
ペンカフェ入会済みの方は今のところ変わりなくサイトを見られますが、こちらも楽観はできないと思います。
まさに「推しは推せるときに推せ!」の状態で、悔いのないように出来ることは今のうちにしておきましょう。
わたしにできるアドバイスはこれしかありません。
ウォン安でゴールデンウィークに韓国旅行を計画されている方は外務省の「たびレジ」の登録をおすすめします。
好奇心でデモ会場には近づかないようにしてください。
まとめ
この記事では、日本人がDaumペンカフェに入会できなくなった経緯について解説しました。
今わかっていること
- お問い合わせフォームに代わる外国人向けの本人認証方法は用意されていない
- アカウントの本人確認が必要なペンカフェには新規入会できない
- すでに本人認証が済んでいるアカウントは今まで通りペンカフェを利用できる
カカオが本人認証を「中断した」と表現していることから、再開される可能性は残されているかもしれませんが、何もわからない状況です。
私が20年近く韓流を追い続ける中で、今ほど不穏な空気を感じたことはありません。
みなさんにも関心を持ってもらえるように今後もこの問題に注目し、新たな情報が入り次第ブログやSNSを通じて発信していきます。
チェックして一緒に考えていただけると幸いです。
